君の膵臓を食べたい見逃した!
今週の金曜ロードショーで放送された
『君の膵臓を食べたい』
見事に見逃しました…。
実は上映されている時に観てないのですが、これは観た方がいい!!と教えてもらい去年初めて観ました。
泣きました
普通に号泣しました
なので放送されると知って、凄く観たかったのですがクタクタで観れずじまいに(涙)
こういう時にprime Video!(Amazonすごい使うので必然的に使ってます。)
ということで、観た感想をブログにしてみます。
(若干ネタバレ注意)
君の膵臓を食べたい
膵臓の病を抱えている女の子(桜良)と人との関わりが苦手な男の子(春樹)の物語。
冒頭は病を患いながらも自由奔放な桜良が僕(春樹)を振り回す感が、あまり感情移入できなかったんですが
死と向き合いながらも不意に弱い部分を見せてくるのが泣いてしまいますよね。
映画のなかでは、春樹の名前はラストまで出てこないんですよ。
(ラストの手紙の部分でやっと名前が出ました)
桜良からも『仲良し君』と呼ばれていたり、誰も名前を呼ばない不思議。
時間軸は12年後から
教師になった春樹が図書館で桜良の面影を感じたところから回想として桜良と出会ってからの思い出が始まっていきます。
残りの人生を楽しく生きたい気持ちだけじゃなくて、
残される周りのみんなの事を考えているのがヒロインぽいよなーなん考えたり。
実際、クラスの中でも空気のような存在だった春樹が桜良と出会っていつも「ガム食べる?」と話しかけてくれる友達ができたりとか、12年後桜良に言われた「教師になりなよ」の言葉の通りに教師になったり、桜良との出会いで人生が変わっていくんですよね。
特にガムをくれるクラスメイト(名前は出てこない)からの「ガム食べる?」をいつも断っていたのに、終盤ではガムをもらうんですよ。
その描写が、春樹が心を外に開き始めたんだなと思わせてくれるというか。
でも、桜良が作中で言ってるんですよ。
偶然じゃない、
流されてもいない、
運命でもない、
きみがしてきた選択肢と私がしてきた選択が私達を会わせた。
だから、春樹が教師になったことも春樹自身がしてきた選択なんですよね。
あの時、ガムを貰ったのも春樹自身の選択だったんですよね。(ソコかい!)
映画の流れで癌で亡くなってしまうんだろうな、と。
大体思いますよね?違う最期になってしまったのも凄く考えさせられるというか。
残り少ない命だから自分の選択に意味を持って生きるとか、
悔いのない人生を送りたいとか。
そうじゃないなと思わせてくれました。
この映画では、好きという言葉は出てこないし、恋愛ものというわけでもないですが。
いつどこでその人(私)の人生が終わってしまうか分からないのなら、今伝えたいことは伝えないと。
一緒にいられる時間を大切にしたいと考えながら
もう泣いてもいいですか?
で、私も号泣しました。( ; ; )
これは、恋愛もの?とかどうせ泣いてください系の映画でしょ。という偏見で観ないのはもったいないなと思いますね。
私も、もっと早くに観とけばよかったなと思いました。